Piece 2

振付提供

私たちはさまざまな依頼を受けて作品を創作しています。


――驚きの愛嬌。障害の有る無しをひらりと超えるチームワーク。

レインボードロップス
北九州芸術劇場と北九州市障害者芸術祭がタッグを組んで生まれた「レインボードロップス」。
2013年から北九州芸術劇場と(公財)北九州市身体障害者福祉協会との協働でスタートし、障害のある方ない方関係なくダンスを楽しみ、それぞれの個性や可能性を発揮できる場として立ち上がる。一人一人の豊かな個性の色が詰まった“ドロップ”缶のように、何が飛び出すのか、そして何がおきるのか、未知なる可能性が広がるダンスプロジェクト。
これまでに、ウェル戸畑大ホールや中ホールでの舞台発表や、戸畑駅前やリバーウォークでのフラッシュモブなどではつらつとした姿を披露している。2016年、2020年には北九州芸術劇場小劇場での単独劇場公演を開催。小学生や高校生から80歳代まで、幅広い世代が大家族のように踊る。活動の詳細情報は

http://q-geki.jp/projects/2019/rainbowdrops/
http://www.kitaqshinsyo.com/index.php?id=998
http://q-geki.jp/events/2020/rainbowdrops2020/
http://q-geki.jp/events/2016/post-18/


母と娘。母と息子。兄弟。同級生。仕事仲間。先生と生徒。人とと人の間柄の彩りが豊富な多世代カンパニー。踊るや生きるを楽しむことのできるメンバーに勇気付けてもらえることも多い中で、作品はシンプルさを生かした美味さを追求している。

2014年12月「身体でコーラス!マイダンス!」@ウェルとばた中ホール
2015年9月「モブればあなたもドロップシャワー!」@リバーウォーク北九州
2015年11月「ワタシたちの新しいハジマリ」@ウェルとばた大ホール
2016年9月レインボードロップス 初単独公演「探せ宝を、虹のふもとに!」@北九州芸術劇場 小劇場
2019年2月レインボードロップス ワークインプログレス公演@大手町練習場
2020年2月レインボードロップス 単独公演「こんなにも、家族」@北九州芸術劇場 小劇場


――生き物としての鮮度と勢い。危うさと強さの絶妙のバランス。

こちかぜキッズダンス



photo:Toshie Kusamoto

東山三条学童保育所に通うこどもたち。こちかぜとは東からふく風のこと。遠慮や物分かりを飛び越えて真っ向からぶつかってくるキッズに、ダンスは何ができるのか、課題がそのまま作品になる。

2014年11月「ゾンビでタンゴ」(三条まちづくりフェスタ2014)
2015年11月「スパイとマドンナ」(三条まちづくりフェスタ2015)
2016年3月「吹かれろ!この風に」(こちかぜキッズSpecial performance)
2016年11月「こちかぜジャマイカン!」(三条まちづくりフェスタ2016)
2017年11月「黒の国のダンシング・ドール」(三条まちづくりフェスタ2017)
2018年11月「楽園へ行こうよ!」(三条まちづくりフェスタ2018)
2019年2月「モンスターダンス」(こちかぜキッズ仮装ダンスパーティー)
2019年5月「モンスターダンスin宝ヶ池」(左京東山児童館学童保育所まつり2019)
2019年11月「こちかぜトイストーリー!」(三条まちづくりフェスタ2019)
2021年1月「ぶっとびロケダンス! 〜外でも中でもこちかぜシャウト!!〜」(こちかぜキッズダンス2020公式ダンスムービー)
2022年2月「ハウー」(オープンこちかぜ!ショーイング&体験ワークショップ2022)
2022年5月「」(左京東山児童館学童保育所まつり2022)
2022年11月「ミル・グラシアス」、「チョコレート」(こちかぜOBティーンズとナビゲーター、アシスタントとの共演作品)(三条まちづくりフェスタ2022)
2023年11月「ボクとワタシと魚の物語」(こちかぜOBティーンズとナビゲーター、アシスタントとの共演シーンも含む)(三条まちづくりフェスタ2023)


――ある時はゾンビ、ある時は聖歌隊。アカペラコーラスの妙なる調べを身体で体現するカルテット。

ワイルド&マイルド(ダンスチーム)
2017年7月22日、岩本順平・友理夫妻のウエディングパーティーでデビュー。ダンスボックス国内ダンス留学3期生藤澤智徳の呼びかけにより、同じく一期生の中間アヤカ、5期生の関中美紅、そしてセレノグラフィカの隅地茉歩と阿比留修一の4人が集まった。昭和生まれの父母と、平成生まれの姉妹の、まるで一家のような持ち味のカルテット。お茶目で真面目、「お茶真面目」に踊る。ア・カペラのコーラスグループ ペンタトニックスの歌声と不思議なマッチングのダンスが好評を得ており、今後の活動が期待される。


photo:shiraishi takuya


――市民ダンサーズの誇りと意気込み。清らかに踊り抜く。

セレノコンパーニョ
2010年2月に開催された静岡コンテンツバレーフェスティバル(CCC主催)のダンスワークショップをきっかけに、 同年5月に有志でチームを結成。以後、セレノグラフィカに指導を仰ぐ。年齢、性別、経験値を問わず独自の 身体表現を楽しむことのできるコンテンポラリーダンスをこよなく愛し、透明感のある素直なダンスをモットーに活動中。


Photo:Yasuo Inokuma

2010年の出会いから重ねてきた年月。ダンスに惚れ込んだ多彩な顔ぶれが、多彩な身体でめいめいの現在を踊っていくために、どんな作品であれば魅力的だろう。そう思いながらレパートリーは増え続けている。

振付提供作品
2010年2月「もっとロマンス」
2010年7月「どこまでもノマド」
2010年12月「Yのタンゴ」
2011年4月「もっとロマンス2011」
2011年9月「Picnic on the moon」
2012年9月「青い山が鳴く」
2012年11月「青い山が鳴く ストフェスバージョン」
2013年10月「それぞれのカデンツァ」
2015年3月「銀の夜」
2016年2月「We don’t think, just feel.」


――新しい劇場に集う清々しい身体のハーモニー。香り立つ泉。

サントミューゼンツ
2015年、セレノグラフィカのサントミューゼでのレジデンス事業として行った一般ワークショップに集まった地元の参加者の中から、オーディションで選出された9名によるダンスチーム。職業も年齢もさまざま。この人たちの熱心さがこれからの劇場を盛り立てていくだろうとの頼もしさを感じさせてくれた。軽やかさと明るさが持ち味。

2015年10月「魔法のおしゃべり」
上田市交流文化センターサントミューゼでのレジデントカンパニーとしての初事業は、セレノグラフィカ自身のレパートリー「星取りクラゲ」と編み上げた夢のある新作となった。メンバーのひたむきさがムーブメントに結実。

2016年7月「からだのおしゃべり こころもおしゃべり」(ワーク・イン・プログレス公演)


――ダンスはなぜ人が男女のペアで踊ることを許したのだろう。

Avec
2014年12月に札幌に滞在して制作した作品。デュエット作品の創作を活動の軸にしてきたことを踏まえ、オーディションで選出した男女6名に施した渾身の振付。「戦場で逃げながら誰かを探しているような」とは、劇場プロデューサーの弁。

avec

 


――町や町の人たちの魅力は、子どもたちの身体にこそ凝縮している。

各地の教育現場にて(小学生、中学生)

同じ学年でも、町によって違う子どもたちの身体。笑顔も瞳の輝きも、照れる仕草も全部違う。彼らの未来につながる得難い感覚体験となれば、との願いを込めて贈るダンスピースの数々。

2012年2月「芽を出した風船」(東京都、若葉小1~6年生)
2012年9月「おやつくらいおいしいダンスの話」(東京都、公募PKT)
2013年2月「冒険のぎくランド」(東京都、大門小1~6年生)
2013年6月「オグロクレンジャーが行く! 」(東京都尾久第六小4年生)
2014年3月「僕たちのバトン」(東京都八王子市立別所小6年生)
2014年8月「スンダキセキのキセキダンス」(東京都、公募PKT)
2015年2月「まっすぐなフワフワ」(東京都、淵江小1~6年生)
2015年3月「やまめとまんてん」(川根本町立中央小5年生)
2015年8月「ひみつの遊園地」(静岡市公募)
2015年11月「East Forever」(いわき市立錦東小学校5年生)
2015年12月「星空へ登ろう」(川根本町小学校5年生4校合同)
2016年2月「10歳の誓い」(東京都調布市立染地小学校4年生〔1/2成人式〕)
2016年10月「Welcome to the Dance World in kawabe」(いわき市立川部小学校5年生)
2016年12月「ハジマリの方程式」(川根本町小学校4年生4校合同)
2017年3月「ダンスの森へ出かけよう!」(静岡県内から公募で集まった小学生1〜3年生)
2017年10月「ワタシとボクの新しい始まり」(いわき市立勿来第二小学校5年生)
2017年12月「マーチで弾もう!」(川根本町小学校4年生4校合同)
2018年11月「IMAFUKU ダンス・パラダイス!」(和歌山市立今福小学校1〜2年生)
2018年12月「ENOKI ダンス・パラダイス!」(堺市立榎小学校5年生)
2019年2月「この色で歩こう!」(東京都立調布特別支援学校中学部3年生)
2020年2月みどりダンスプロジェクト「モンスターパーティー」(八王子市立第五小学校みどり学級1~6年生)
2021年11月創立50周年記念式典パフォーマンス「ギフト」(東村山市立東荻原小学校6年生)
2022年3月「パラダイスへ行こう!」(東京都町田市立鶴川第一小学校6年生)
2023年2月「わかばエクスプレスに乗って!」(東京都国分寺市立国分寺第二小学校わかば学級1〜6年生)
2023年8月「幸せについて、踊ってもいいよ」(東京都、公募PKT)
2023年11月「若者のすべて」(北九州市立八幡西特別支援学校中学部1〜3年生+先生方)

児童福祉の現場にて

2020年2月「にじいろのなかまたち」(二葉むさしが丘学園〈東京都小平市〉、児童養護施設カルテット〈埼玉県さいたま市〉)
2022年12月「にじいろマルシェ2022」(二葉むさしが丘学園〈東京都小平市〉、ファミリーホームしろやま〈東京都小平市〉)
2023年12月「にじいろのもり2023」@ルネ小平レセプションホール(二葉むさしが丘学園〈東京都小平市〉、ファミリーホームしろやま〈東京都小平市〉)
2024年8月「ゼーンバンバンション」(善照学園〈兵庫県西宮市〉)

矯正教育・医療の現場にて

2023年7月「7月のギフト」(東日本少年矯正医療・教育センター〈東京都昭島市〉)
2024年2月「2月のワルツ~私たちに訪れる春」(東日本少年矯正医療・教育センター〈東京都昭島市〉)


【その他の提供作品について】
2012年~現在

■高校生対象
2012年9月「校歌deダンス」(東筑紫学園高校演劇類型)
2015年12月「スクールソング」(勿来高校+いわき養護学校くぼた校)
2016年5月「水の女」(上田染谷丘高校舞踊班)
2016年12月「最初の質問」(勿来高校+いわき養護学校くぼた校)
2017年12月「世界はうつくしいと」(勿来高校+いわき養護学校くぼた校)

■一般ワークショップ参加者対象
2013年1月「春を待つ女」(北海道北広島市芸術文化ホール)
2013年2月「広場はいつも」(文化フォーラム春日井、サボテサボテ)
2013年3月「幸せなら何する?」(京都府舞鶴市総合文化会館)
2014年3月「数字を遊ぼう!」(京都府舞鶴市総合文化会館)
2015年2月「春へのパレード」(東松山市民文化センターホール)
2015年3月「スペルバウンド」(近江八幡市文化会館)
2015年10月「2つの夢2」(山県市文化の里花咲きホール)
2015年12月「遠い放課後」(川根本町文化会館)
2016年5月「夏のクリスマス」(フラッシュモブ作品、富山県魚津市“よっしゃ来い!CHOUROKUまつり”)
2016年12月「瞬きの向こう側」(川根本町文化会館)
2017年12月「tactics」(勿来市民会館)
2017年12月「誰かが口ずさんでいる」(川根本町文化会館)
2018年2月「あなたと渡れば虹の橋」(甲斐市双葉ふれあい文化館)
2019年3月「コンテンポ太夫新作『枯れたる木にも花が咲く』~壷坂観音霊験記より」(徳島県郷土文化会館 あわぎんホール)
2021年11月「こぼれでる謝肉祭」(西宮市フレンテホール)

■若者支援センター通所者対象
2015年9月「YELLダンス体操」(北九州市 子ども・若者応援センター「YELL(エール)」

■ステージラボ札幌セッション事業入門コース参加者対象
2015年7月「私よりも近くのあなた」(北海道札幌市教育文化会館)

■ステージラボ横浜セッションホール入門コース参加者対象
2018年2月「港町でワルツを」(横浜みなとみらいホール)

■ステージラボ滋賀セッションホール入門コース参加者対象
2018年7月「忘れられない夏」(滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール)

■ステージラボいわきセッションホール入門コース参加者対象
2020年2月「影から始まる明日の群れ」(いわき芸術文化交流館Alios)

■ステージラボ岡山セッション事業入門コース参加者対象
2024年2月「君の名を何度も」(岡山芸術創造劇場ハレノワ)

■ロスホコス
2012年9月「パラダイス←ウルフ」
※ロスホコス:京都市在住のオヤジダンサーズ

■人形劇団クラルテ(振付、ステージング、ボディトレーニング等)
2008年「火の鳥~黎明編」
2010年7月~2012年3月「ミラクルキッズ」
2018年8月~「はてしない物語」
2018年8月~「はてしない物語」
2022年4月~「ペンギンたんけんたい」
2022年6月~「11ぴきのねこ」

■TOA Music Workshop 2021「STEP TO BEAT!」
2022年2月「On the edge of the surf」
※TMW2021動画配信用の新作「On the edge of the surf」振付、出演