今年創立70周年を迎える大阪拠点の人形劇団「クラルテ」。
セレノグラフィカとの出会いは10年前の創立60周年記念作品「火の鳥~黎明編」でした。
この作品では人形への振付、ステージング等として参加、その後「ミラクルキッズ」では同じく隅地茉歩が振付、そしてダンサーとして阿比留修一が出演、ツアーにて全国各地を巡回しました。
またとない人形劇との共演は大変貴重な大きな経験となりました。
そしてこの度、創立70周年記念作品「はてしない物語」にて振付、ステージングを担当することとなりました。
さらに今回は4名のスペシャルダンサー(下村唯、西岡樹里、内田結花、新家綾)を迎え、さらにパワーアップしてお届けします。
7月からのクリエーションを経て、8月のプレビュー公演、9月の3か所での本公演と続きます。
新しい試みがたくさん詰まった記念公演、ぜひお誘い合わせの上ご来場いただけましたら幸いです。
それでは皆さまのお越しをお待ちしております。
詳細は以下をご覧ください。
第117回公演
創立70周年記念公演『はてしない物語』ドイツ・ファンタジー文学の傑作を人形劇化!
【あらすじ】
家にも学校にも居場所を失った少年バスチアンが惹き込まれた一冊の本、「はてしない物語」。本の中のファンタージエンという世界は滅亡の危機に瀕し、勇敢な少年アトレーユが世界を救うための旅に出る。アトレーユに憧れながら、共に旅をするように読み進めるバスチアン。やがてファンタージエンを救えるのが自分だけだと知って、勇気を振り絞り本の世界に飛び込んで行く。
バスチアンは救い主として、想像の膨らむままファンタージエンを再創造する。だが自分の望みを叶えるあまり、元の世界の記憶と帰る意志を失っていく。臣従してきた魔術師サイーデの勧めに従い、ファンタージエンの王となることを宣言するバスチアン。
友情で結ばれていたアトレーユと対立することになり・・・。
【上演にあたって】
人間は言葉を獲得し、想像することで繁栄してきた生き物なのに、科学が発展し豊かで便利になった今、何も考えなくてもよい人間を生み出そうとしている。社会はコミュニケーションが大切だと訴えるが、「仲間や友だちがいなくても大丈夫、ひとりで遊べるよ」と電子機器が砂糖菓子のようにささやき、仲間も友だちも想像の時間さえも盗まれていく。不毛な未来を予感させる時代に、自分と向き合い如何に生きていくべきかを問う物語。想像する力を信じれば自分の未来が見えてくる、ファンタージエンの世界をお楽しみください。
(演出/東口次登)【原作】ミヒャエル・エンデ 訳/上田真而子、佐藤真理子(岩波書店刊)
DIE UNENDLICHE GESCHICHTE by Michael Ende
Puppet stage rights licensed by AVA International GmbH, München【脚色】宮本敦
【演出】東口次登
【人形美術】永島梨枝子
【舞台美術】西島加寿子
【特殊効果】松原康弘
【音楽】一ノ瀬季生
【照明】永山康英
【舞台監督】奥洞昇
【音響】茨木新平
【制作】松澤美保
【振付】隅地茉歩、阿比留修一(セレノグラフィカ)
【スペシャルダンサー】下村唯、西岡樹里、内田結花、新家綾
【イラスト】西村キヌ
【宣伝デザイン】株式会社モノデザイン
【日程・会場】
〇2018年9月2日(日)10:30/15:00
新神戸オリエンタル劇場(神戸市中央区)
〇2018年9月9日(日)10:30/15:00
クレオ大阪中央・ホール(大阪市天王寺区)
☆第46回大阪劇フェス2018参加
〇2018年9月15日(土)14:00
吹田市文化会館メイシアター・中ホール(吹田市)
【入場料:前売】
・一般3,600円(当日400円増)
・U-25/O-65(25歳以下・65歳以上)3,000円
・子ども(4歳~中学生)2,600円
全席指定 ※3歳以下のお子様は入場できません。
・クラルテとものかい割引 2割引
・一般のみ団体割引(10名様以上)有り。
※ご入場時に年齢確認をさせていただく場合がございます。
※チケット販売開始 6月20日(水)
≪プレビュー公演 モニター募集≫
本番1週間前にプレビュー公演を開催します!!
終演後、演出・出演者とのディスカッションもあります。【日程・会場】
2018年8月26日(日) 12:30(予定)
岸和田マドカホール(無料)【対象】
中学生から大学生、または本公演チケットをご購入の方【お問合せ】
人形劇団クラルテ TEL:06-6685-5601
10:00~17:30(日・祝休み)
http://www.clarte-net.co.jp/information/433/