2025年6月9(月)月齢 13.2 /「夜のことば10」@市立伊丹ミュージアム 旧岡田家住宅・座敷 /酒蔵 当日パンフレット

 ご予約いただいた多くのお客様に足をお運びいただき、無事に終了いたしました。ご来場くださったみなさま、心よりお礼を申し上げます。

 上演の際にお配りしました当日パンフレット(ご挨拶コメント等掲載しております)について、この場をお借りしてご報告差し上げます。

 キャンセル待ちなどでご来場叶わなかったみなさまも含め、多くの方々にお読みいただけましたら幸いです。

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 「夜のことば」公演はこれまで3つの景でお届けしてきました。そのひとつひとつに「~番目の夜のことば」という、タイトルとも通し番号とも言える呼称が付いています。今回なら例えば二十八番目、二十九番目、三十番目と、この当日パンフレットにも記載されています。でも実は創作期間の中で、メンバーの中だけで通称する各景の呼び名というのがいつの間にか必ず決まっていきます。もちろんそれは、カルタフライヤーの絵柄をズバリ指していることもあれば、その景で流れる楽曲の名前、その景で用いる美術や小道具の名前、その景で踊る振付のテイストを喩えた名前など、実にさまざまです。もちろん今回も私たちの間で言い交わしている各景の呼び名がありますが、それは秘密(笑)です。ご覧になって「あ、この景はこれだな」とピンと来るものを思いつかれたら、ぜひこっそり教えてください。

セレノグラフィカ 隅地業歩

 このところ、小さい頃に見たモノや夢中になったコトはいつまでも記憶に残っているものなんだとしみじみ思います。何かに憧れたり、何かになりたかったり・。大人になった今、そんな頃の自分に戻ったかのような「夢」をよく見るようになってきました。
 やがて目が覚めて「これは何の知らせだろう?しかしよく覚えているよな~、変身したり、悪い奴をぶっとばしたりして」。それにしても、よくそんな昔のことが鮮明に蘇るものだと感心すらしてしまいます(笑)。さあ、今回の「夜のことば」はどんな「夢」となるのでしょう・・。どこか、少しばかり懐かしい気持ちになって楽しんでいただけたら幸いです。

セレノグラフィカ   阿比留修一