この世の中が、世界中が、大変な状況となり早一年が経とうとしています。
100年に一度の大災害ともいわれるこのコロナ禍の中、舞台芸術の世界でも人と人が直接の関りを断ち、人が多く集まる事は避けられ、当たり前に演劇やダンスを届けたり、受け取ったりすることが思うようには出来ず、アーティスト、劇場としても本来あるべき姿にない不安定な状況はまだまだ続いています。このような状況下で、私たちアーティストは表現の場をどう捉え、これから先の舞台芸術にどういう意味を見出していくのか。
この度、北九州芸術劇場と響ホールの広報誌「Q」70号(2021年3月号)に、巻頭インタビュー「人間が健やかに生きぬくために、一番大事な営みはきっと残る」を掲載してくださいました。ぜひご一読いただけましたら幸いです。
そして今一度、このような環境の変化や先の見えない状況に不安になっている方々の心にほんの少しでも寄り添うことができればと願っております。
そして何より、どのような事態が続いたとしても、一日も早い終息を願いつつ、セレノグラフィカとして、しっかりと地に足をつけて、ゆっくりかもしれませんが前に歩んでいく所存です。
2021年6月には北九州芸術劇場にて新作公演(初演)を予定しております。
詳細はまた別途お知らせいたします。
こちらもどうぞご期待ください。