大晦日。おかげさまで29日にセレノグラフィカとしての2016年の全てのスケジュールを終了し、静かな年末となった。喪中ということもあり、今年は年越しを自宅で過ごすことにしている。書類や衣類の片付けはぬいぐるみの手も借りたいほどだ。公演や現場ごとにまとめている資料箱もかなりパンパンで、抜本的にやり方を変えようかと思い始めている。片付けや断捨離の本も何冊かは読んでいて、読後はもうすっかり片付いた気分になって爽快なのだが、読むとやるとはどうも別のことらしい。
このブログも、秋以降の現場ラッシュですっかりアップの頻度が落ちてしまったが、ひとつひとつの記憶は鮮明で、言葉にしておきたい大切なものなので、年をまたいででも折に触れて書いていこうと思う。
身体をケアするということについても考える機会の多い年であった。コンディショニングやペース作りも別角度から見直せそうである。
去年の今頃には知らなかった人、行ったことのなかった町との出会いも多かった。感謝をするといえばもうそれ以上のことは無いのだけれど、なぜかそこに集約しきれぬものすら深く感じる。身体を通じて受け取ったこと、渡したこと、全てが一点の曇り無いものであったと思いたいし、これからもそうでありたい。
今年日本列島のさまざまな土地でお世話になったたくさんの方たちに心からお礼申し上げます。
どうぞ良いお年をお迎えください。
阿比留さんのように今日が誕生日という人もおられるでしょうか笑。
(茉歩)
写真は銀閣寺の庭に咲いていた寒椿